「赤字」を出すことなく「黒字」を維持する方法

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「赤字」を出すことなく「黒字」を維持する方法

 

先日、神奈川で通信会社を経営しているOさんから相談を受けた際の出来事です。

大手の取引先から以下の提案を受け、それを受けたは良いものの、
困ったことが起きたというのです。

大手の取引先から受けた提案とは、
「商品仕入れ量を2割増しにするので、販売価格を2割減にしてほしいというもの。」

ma-998_m



Oさんは、この提案を少し修正して受けることとしました。
修正とは、仕入れ量を2割増から2.5割増にするということ。

100万円×0.8×1.2=96万円

となり、販売価格2割減の場合、
仕入れ量を2割増しにしても、元の売上を保つことが出来ないからです。

この修正提案に先方も納得し、
販売価格2割減、仕入れ量を2.5割増し で取引を受けることにしました。

ところが、、

実際の利益を計算したところ、赤字になってしまったんです。

 

僕はOさんに、
会社の「変動費」「固定費」を把握するように指示を出しました。
また、「損益分岐点売上高」「安全余裕率」を算出するよう指示を出しました。

売価を上げても、
「変動費」の売上に対する率はそう簡単に変わることはありません。
また、売上に関わらずに発生する「固定費」は常に存在します。

そのため、売上が2倍になったとしても、利益が2倍になるとは限らないんです。

 

例えば、

売上高:1,000万円 変動費:300万円(変動比率:0.3) 固定費:600万円
⇒1,000万円−(300万円+600万円)=利益100万円 (利益率10%)

売上高:2,000万円 変動費:600万円(変動比率:0.3) 固定費:600万円
⇒2,000万円−(600万円+600万円)=利益800万円 (利益率40%)

ちなみに、この場合の売上高は、
固定費 ÷(1−変動比率) ⇒ 600万円 ÷ (1−0.3)=857万円

実際売上高を950万円とすると、
857万円÷950万円=90%(安全余裕率)

 

これらの数値をきちんと把握して計算したところ、
Oさんが赤字ではなく収支を保つためには、1.37倍の仕入れ量が必要で、
かつ、もとの利益額を保つためには、
1.49倍の仕入れ量が必要ということがわかったのです。

つまり、Oさんは数値での検証を行わずに
安易に値下げに応じてしまい、結果的に損益分岐点を
割り込んでしまったんですね。

 

値下げ交渉があったら、
これらの数値は最低限分解した上で、交渉に応じること。

そうすれば、
「赤字」を出すことなく「黒字」を維持することが可能となります(^0_0^)

 

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